奥野モータースは石川県加賀市で1949年に(昭和24年)に創業した3代続く老舗自動車販売店。 創業からこれまで地元のお客さまとの関わりを大切にして歩んでまいりましたので、親子2代3代でのお付き合いをしているお客さまも多数いらっしゃいます。地元のお客さまを中心に信頼を得ている証であると誇りを持っています。
私は地元の県立大聖寺高校から新潟大学の経済学部を経て、トヨタ名古屋整備専門学校(現トヨタ名古屋自動車大学校)で2年間整備の勉強をしたのち、2級自動車整備士の国家資格を取得しました。専門学校を卒業してからは石川トヨタ自動車株式会社に整備士として勤務したのち現在に至ります。
社会人一年目として勤めたトヨタディーラーでは、セルシオやクラウン、ランドクルーザーなどの高級車から、コースターやダイナといったバスやトラックまで幅広いラインナップでした。こうした様々な車種においてオイル交換やタイヤ交換といった整備を数多く行い、主に車検整備を数多く経験していました。
ディーラー時代は、自分の技術がまだまだ未熟だったが故に、お客さまに迷惑をかけたこともありました。自分自身の不甲斐なさに対して何度もくやしい思いをしました。それでも、整備の知識とお客さまに接する心得を会社の上司や先輩から学ぶことができました。今でもその当時の上司や先輩方には感謝しています。
また、日々の仕事を通じて『自動車に携わるということはお客さまの命と財産を預かっている』という意識を自分の中で強く持つことができました。クルマの知識そのものからお客さまに対する意識に至るまで、現在の私のクルマに対する考え方の根幹をディーラー時代に学びました。
2020年10月、代表取締役に就任いたしました。 日々の業務においては、会社全体の統括はもちろんのこと、主にクルマの販売の営業をメインに行っております。
奥野モータースに戻ってきた当初は、自分の顔をお客さまに覚えていただけるよう、お客さまのご自宅へ一軒一軒挨拶回りを行うことからはじめました。クルマの話だけでなく、世間話や身の上話をしながら自分の人となりを知っていただき、少しずつ信頼関係を築いてきました。当店はメーカー問わず全てのメーカーのクルマを扱っていますので、全メーカー何百とある車種の特徴を勉強して、現在ではお客さまのニーズに最も適した満足のいくクルマを提案することができるようになりました。自動車保険に関する資格も取得し、お客さまの家族構成や使用頻度なども考慮したお客さまにとって最適な自動車保険も提案させていただいております。
お客さまから販売・整備・保険の全ての面に関して、すぐに対応できるよう日々の勉強で少しずつスキルを身につけ、お客さまとの触れ合いによって様々な経験をしながら、現在では『クルマのことは全て奥野さんにおまかせするわ!』と地域の多くのお客さまから言っていただけるようになりました。
これからも、販売・整備・保険といったクルマに関するあらゆることに対して、お客さまの立場に立って、お客さまが納得し満足していただけるようなサービスをし続けていきたいと思っております。 『奥野モータースに来てよかった。ありがとう!』と笑顔で言っていただけるよう、私自身日々邁進しておりますので、どうか奥野モータースをご利用ください。よろしくお願いいたします。
戦後、金沢から何のつてもない加賀市でバイクとオート三輪整備業を始めたのが私の祖父である奥野芳雄です。乗用車が数えるほどしか走っていなかった時代に、右も左もわからない土地でがむしゃらに働き、本当に大変な苦労を重ねながら奥野モータースを築き上げました。
『奥野のじいさんは無口やったけど本当に真面目で仕事一筋な人やった。じいさんの誠実な人柄に惚れて俺は奥野モータースにずっとお世話になってるんや。』
あるお客さまから言っていただいた言葉です。私が物心ついた頃にはもう仕事の第一線から退いていましたが、祖父の仕事に対する実直な姿とその人柄に多くのお客さまが共感していただいたからこそ、今日の奥野モータースがあるのだと思っております。
地元の小松工業高校から中部日本自動車整備専門学校(現トヨタ名古屋自動車大学校)に進み、石川トヨペット株式会社を経て奥野モータースに入社したのが現在の会長であり私の父である奥野雄一です。
持ち前の明るくやさしい性格で、お客さまに対してどんな時でも親身になって接する会長だからこそ、現在に至るまで多くのお客さまと信頼関係を築くことが出来たのだと思います。
また、会長は自分の会社のことだけを考えるのでなく、石川県内の自動車業界の様々な役職も受けることで自動車業界の発展に寄与しています。さらには仕事とは別に地域の様々な団体にも積極的に参加することで地域の方々とのつながりも深めています。
これも、お客さまから私に言っていただいた言葉です。会長が奥野モータースのお客さまをはじめ地域のたくさんの人から信頼を得られるような行動をし続けてきたからこそ創業以来これまで商売をやってこられたのだと思います。私も会長の姿勢を見習って今後も歩んでいきたいと強く思っております。
奥野モータースは1949年の創業からこれまで試行錯誤を重ねながら、お客さまとの触れ合いを大切にした地元密着の地道な経営を行ってきました。しかし、インターネットやテクノロジーの発達によって様々なモノと情報が溢れているこの時代に、これまでうまくいっていたことでも、その時々において手法を変えなければならないことがあると感じています。
私は1949年創業の伝統を守りながら、奥野モータースをこれからの時代に沿った会社へ発展させていきたいと思っています。このホームページで会社の紹介をしているのもその一環。たくさんのお客さまに奥野モータースのことを知ってもらい、奥野モータースが自分のニーズを満たしてくれる会社なのかどうかをお客さま自身に判断していただきたいと思っております。
奥野モータースの整備を担っているメカニックは、20年以上の経験を持つベテランをはじめ、様々なメーカーや車種の整備を行っています。それぞれキャラクターは異なりますが、口数の少ない職人肌タイプ。そのため、決して話し上手とは言えませんし、接客も苦手…。しかしお客さまの大切なおクルマをお預かりして整備する際には、口下手なりに経験に基づいたアドバイスをしながら、安心安全な整備を行っております。
現在、年間600台以上の車検整備を行っています。加賀市役所をはじめ病院や郵便局、銀行といった公的機関の車両のメンテナンスも任されている実績のある整備工場です。それぞれのメカニックがこれまでの豊富な経験を活かし、どんなメーカーのクルマのトラブルに対しても迅速に対応できる技術を持ち合わせていますので、実は地元の同業者からも『自分の工場では故障個所がわからなくて修理できないから、奥野モータースで修理をお願いできないか?』という修理依頼を頻繁に受け付けております。奥野モータースのメカニックは、お客さまだけでなく整備のプロである同業者からも信頼を得ている知識と経験、技術力があるのです。
メンテナンスを怠ればエンジンの調子が悪くなったり、ブレーキの効きが悪くなったり、走行に悪影響を及ぼすトラブルの危険性があります。そうした状況にならないためにも、経験豊かなメカニックのいる奥野モータースのメンテナンスをご利用ください!
奥野モータースがある石川県加賀市は、山代温泉・山中温泉・片山津温泉という日本でも有数の伝統ある3つの加賀温泉郷に囲まれた街で、兼六園で有名な金沢市の中心部からクルマで約1時間、福井市内中心部からはクルマで約45分の場所にあります。
一昔前にはそれぞれの温泉街において多くの観光客が訪れ、賑やかだった時代もありました。しかし、現在は多くの地方都市が抱える人口減少や少子高齢化といった問題にわが故郷加賀市も直面していて、街の活力が徐々に失われているように感じています。
この地元加賀市でこれから先も商売をしていくためには、加賀市の活性化が必要不可欠だと考えています。そのため、地域で活動している様々な団体にできる限り参加し、地域のいろんな方々と接しながら、加賀市の活性化に繋がる活動を行っています。こうした活動を通じて年代の違う地域の方々と触れ合い様々な考え方を享受することで、自分の人間性を高めてどんな人からも『奥野に任せれば大丈夫』と信頼されるような人間になりたいと思っています。
これからも積極的に地域の活動に参加して、加賀市民の一人として活性化した地域の未来についても考え行動し、奥野モータースがこれまで以上に地域から必要とされる会社となる礎を築きたいと思います。
SDGs(エスディージーズ)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193ヶ国が2030年までに達成するために掲げた目標です。SDGsでは持続可能な社会を実現するための幅広い目標が設定されています。
大企業だけがこのSDGsに取り組めば良いのではないかと考えがちですが、持続可能な社会と持続可能な企業を目指すべく、街の自動車販売店である奥野モータースでもできることを定めて「少しずつでも行動に移して取り組んでいく」ことを決めさせて頂きました。弊社もSDGsを推進していきたいと思っております。
日頃から定期的に整備している車は走行性能や安全性だけでなく、車本来の燃費性能や環境性能も維持されます。エンジンオイルやオイルフィルターを新品に交換するとエンジン性能が回復し、燃費や二酸化炭素排出量を改善することができます。また、タイヤの空気圧こまめに調整することも燃費の改善が期待できます。奥野モータースでは、車の故障を未然に防ぐだけでなく、地球環境にもやさしくエコな定期点検を積極的に推奨しています。日々使用している名刺については名刺100枚で約10Lの水を守ることができる石灰石を主原料としたLIMEX(ライメックス)を使用するなど、エコロジーとエコノミーを両立した製品を積極的に活用します。
ハイブリッド車や電気自動車をはじめとする車両に対する最新技術の取り組みを積極的に行い、整備資質向上に努めます。また整備士のスキルアップを図ることで無駄を省き、労働時間の短縮化を目指します。
信頼のできる業者とパートナーシップを結び、リサイクルパーツ(ecoパーツ)を積極的に活用する事で、整備費用を抑えるだけではなく、廃資材を極力少なくし環境保護の役目を果たす事を目指します。